鈴木英人 作品集 2009~2013
こんな感じでアメリカの都市にある看板やダイナーなどの飲食店、道に止められたアメ車やビーチとヤシの木などアメリカの日常的な風景が、無機質な画風でかっこよく描かれていてとても人気がありました。
その技法は独特でアメリカで撮影した写真をプロジェクターで投影してケント紙にトレースし、色や陰影の境目などのトーンラインにロットリングで無機質で単一化された線を入れて、その中をパントンと呼ばれるスクリーンで埋めていくという技法で作られています。
かなり手間がかかりそうな技法で細かな部分にまでスクリーンを貼るというのは気が遠くなりそうですね。
ただ、この技法で描かれていたのは初期の頃の話で、その後はリトグラフやシルクスクリーンなどの作品も多く見られるようになります。
トライエックス 鈴木英人 2019年 カレンダー CL-437 壁掛け 42×45cm
調べてみると最近では制作技法がE.M.グラフなるものに変わっているようです。このE.M.グラフなる技法がどういったものなのか調べてみましたが正直よくわかりませんでした。
トライエックス 鈴木英人 2019年 カレンダー CL-437 壁掛け 42×45cm
調べてみると最近では制作技法がE.M.グラフなるものに変わっているようです。このE.M.グラフなる技法がどういったものなのか調べてみましたが正直よくわかりませんでした。
初期の作品と比べると、E.M.グラフという技法で作られた作品はより色が鮮やかで透明感がある仕上がりになっているように見えます。
ひょっとするとこのE.M.グラフはオリジナルで開発された技法なのかもしれません。いったいどうやって作っているのか気になりますね・・・
(追記)
最近のインタビューで今はフォトショップで制作しているとのことだったので、E.M.グラフはなんらかの印刷なのだと思いますが、どういった印刷なのかまではわかりませんでした。
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