天空の城ラピュタは未来少年コナンの実質的なリメイクなんじゃないの?【未来少年コナン アニメ評】


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1978年にNHKで放送された未来少年コナンは宮崎駿の初監督作品なんですが、実は未来少年コナンと天空の城ラピュタはストーリー的に結構似たものがあって、登場人物の構成もよく似てるんですよね。

主人公であるコナンとラナの関係性はパズーとシータそのまんまですし、独裁者であるムスカとレプカも瓜二つの設定です。圧倒的なテクノロジーを誇ったかつての文明都市ラピュタとインダストリアの設定も似ていますし、独裁者が眠っているテクノロジーを復活させようとするところも似ていますね。

あと、やはり一番似ているところはコナンとパズーが圧倒的な身体能力を見せるという点ですね。壁を走るとか驚異的なジャンプを見せるところなんかはそっくりです。主人公が超人的な力を発揮するというのが両作品の一番面白いポイントで、コナンやパズーのあの躍動感が醍醐味です。

恐らく天空の城ラピュタは未来少年コナンの実質的なリメイクなんじゃないかなと思います。両作品の間には共通点がとても多いですからね。ストーリーもラナとシータがさらわれるところから始まって、インダストリアとラピュタが崩壊して終わりますから、天空の城ラピュタは未来少年コナンの実質的なリメイクといってもいいと思いますね。

(追記1)

宮崎駿監督の天空の城ラピュタについてのインタビューを読み返してみたところ、パズーという名前は学生の頃考えた船乗りの話の主人公の名前で、その話のアイデアのほとんどは未来少年コナンに使ったという発言を見つけました。

(追記2)

天空の城ラピュタの分析記事を書きました。

パズーはムスカに頭脳戦で勝利していた【天空の城ラピュタのラストシーンを考察します】

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